液体パパ

悲しんでいる人には更なる悲しみを、怒っている人には更なる怒りを与えるイラストを得意とするパパが子育てネタを中心にわりと変な記事を公開します。



赤ちゃんの耳にピアス?

僕はタクシーの仕事をしておりまして、お客さんから色々と話を聞けるんですね。
一方で複数のお客さんの場合はそのお客さん同士の会話に聞き耳を立てていると面白い情報を得ることが出来たりもするんです。

今回のお客さんは赤ちゃん連れのお母さん二人組の会話。

お母さんA「この子にピアスしてあげたかったんだけど夫に止められちゃった。本人が理解するようになってからの方がいいんじゃないかって。ピアス可愛いのにー。」

お母さんB「そっかー…」


いやその赤ちゃんは生後3ヶ月くらいで、この赤ちゃんにピアス!?ってちょっと驚いてしまって。

話を聞いていた方のお母さんもやや引き気味なのはリアクションからも分かって。

でもちょっと気になって調べてみたら、赤ちゃんにピアスっていうのはヒンズー教徒の国では一般的な様子。
日本にその文化が根付いていないので、難しい所ではあるけど。

こういう子育て論に発展するような場合、ネットでの意見はとかく白か黒かの極端な論調になりがちだけど、基本的には程度問題で、文化や風習から逸脱するにはそれ相応の理由が無いと面倒な事になりがちではある。

本人の意思確認が出来ない赤ちゃんにピアス穴を空ける事に抵抗がある人が多い事は間違いなくて、その際に説明が可能かどうかが最大のポイントだと思う。

「他人の意見なんか云々」や「絶対に駄目に決まってる云々」等という白か黒かの論調は目立つし心地よいけど、正しくない。

ただ少なくとも親にとって可愛いからと言う理由では弱すぎる。
コントロール親による物扱いと捉えられるから。

海外では一般的であるのかもしれないが、その一般的となった背景には宗教、歴史、文化があり日本社会には現時点では無いと見るのが自然。
漠然の憧れで個人輸入するには早いかな。

ただ、一方で仮にピアスをしている赤ちゃんや子供がいたとして、これは親によるエゴであるとの決めつけも絶対にやってはいけない行為ですよね。
その親子の事を知りつくしている訳じゃなかろう。

更にいうと、例えエゴであったとしても、事が済んでしまったからには後は本人の自尊心に委ねるべき。

「お前は親のエゴによって耳に穴をあけられた!」
なんて誰かに言われた日にゃたまったもんじゃないもんね。


なーんて事を考えさせられるお客さんトークでした。