「そこの葉っぱ手届く?」
とかなんとか言ってさ、息子にジャンプとかさせてさ。
「あー惜しいねー」
とか言うわけですよ。
こっから。
本番はこっからね。
大人向けの高いところにある別の葉っぱを指差して。
「パパは多分あれ届くぜー」
とか言ってですよ、思いっきりジャンプする訳ですよ。
もう最高。
ボンバーマンでリモコン爆弾手にいれた時と同じくらい最高。
俺は今許されているーって。
「あれー届くと思ったのに。でも次はいけるよ」
嗚呼、許されている。
2回目も許されているー。
いやこれね、実は少し前にアップした記事が思いの外反響があってね。
これなんですけど。
大人になると出来ないけど、本当はやりたいんだぜシリーズですね。
その中に今回のこれも入ってる筈なんです。
"思いっきりジャンプ"がね。
いやーほんと大人になるとしなくなりますね。
最後の魔王にギラくらいやりませんね。
魔王倒した後にさらにその上が出てきたりしますけど、そいつにもギラ使うくらいやりませんね。
ここまで来ると何かしらのメッセージ性も感じますけど。
でも本当はやりたいんでしょ?
全力ジャンプやりたいんでしょ?
僕は子育てによって解放されました。
あの脚がピーンって伸びる感覚、脳が若干揺れるような感覚。
許されたなー。
僕って許されたなーって思う。
とは言え全く脈絡も無くいきなり思いっきりジャンプとかしたらね、さすがに無理があるからね。
通行人にもさすがに怪訝そうな顔されるし、何なら息子にもこいつヤベェ奴か?って思われるから。
ちゃんとストーリーを構築しないと。
アリバイ工作をしないといけない訳です。
そこで最も多用されるのがあの葉っぱ届く?ゲームだ。
街路樹の適度な葉っぱをターゲットに設定して思いっきりジャンプね。
勿論ちょっと無理がある高めの葉っぱを設定するのは基本ですよ。
1回で成功してどうするんですか。
馬鹿ですか。
何度も出来るように伸びしろは持たせないと。
俺の求めているのは高さじゃないんだよなーって人もいますよね。
分かるよ分かるよ。
まぁ慌てなさんなって。
そんな欲しがり屋さんにもちゃんとあるから。
縦ではなく、横へ攻めたい人もいるでしょ?
そんなあなたへは"あの白い奴飛び越えられる?"ゲームもあるからね。
道路に描いてある白線の道路表示とかをね、飛び越えるんですよ。
季節によっては落ち葉しか踏んじゃいけないゲームもあるから。
今踏んでる落ち葉から少し遠めの落ち葉までジャンプしたらいいじゃない。
あなたジャンプしたらいいじゃない。
もうあなたを止められる者はいない。
さぁ!跳ぶのです!いいえ、飛ぶのです!
子供が一喜一憂しているのとか知らねーよと。
こっちはこっちで今それどころじゃないから。
今すごく忙しい。
充実してる。
子育てってほんと、いいよね。